あなたは繁盛院にするために、何が一番必要だと思いますか?
技術力が高いこと、新しい器具が導入されていること、
駅が近くて立地がいいこと、きれいな店構えであること…。
もちろん、どれもあったほうがいいですが、
地域のお客様との信頼関係を築くために一番大切なのが、「コミュニケーション力」です。
リピート率80%超の整体院を2店舗運営している施術者が、
お客様とのニーズを的確に探って叶える繁盛院のコミュニケーション術を教えます。
あなたは技術者ですか? それとも施術者ですか?
わたしは施術者でありたいと思っています。
技術者という思考の持ち主は技術を中心とした会話になります。
それは筋肉の説明かもしれないし、痛みの原因を追究する言葉かもしれません。
もちろんわたしたちは手の技術を持って仕事をしているのですから体をメンテナンスする技術の向上は必須です。しかしわたしは長い間この仕事をしてきて、施術者でありたいと思いました。
施術=施しの術 ⇒ 施し=恵みを与える
つまり施術者は恵みを与える術を持つ者です。
目の前のお客様にとって何が一番の恵みになるのかを真剣で考えられる。それが施術者です。
腰が痛いと言ってご来店したお客様は60分の中で何を求めているのか・・・。
なぜ腰が痛くなってしまったのか・・・。
腰が痛いことで生活の何が不自由なのか・・・。
施術者として何を与えてあげられるのか・・・。
もしかしたら寝返りをうつことが痛くて眠れないことが一番つらいのではないか。
もしかしたら昨日の運動会で一等を取ったことに触れてほしいのではないか?
もしかしたらわが子が可愛くて痛くても抱っこをしてしまうのではないか。
眠れないのは一番体に堪えますね。
背中からおしりが冷えて硬くなっているかもしれないから温かい筋肉にしましょう。
寝る前は必ず湯船に浸かってくださいね。
昨日運動会で走ったのですか?腰が痛いほど頑張ったということは・・・
1等賞ですか?すごい!じゃあ体にご褒美あげなきゃならないですよねえ。
思いっきり抱っこしましょう!抱っこしても大丈夫なようにメンテナンスしますね。
お家ではお子さんと一緒に出来る体操覚えて帰ってくださいね。
「腰」一つとってもコミュニケーションの取り方はそれぞれ違います。
施術が相手のニーズにちゃんと合っているかどうかはその方がリピートしてくださるかどうかに大きく関わってきます。
言葉に出さないニーズを掘り起こして差し上げるために必要なのが「コミュニケーション接客」です。
これが出来ることでお客様からの信頼をいただき再来+紹介につながります。
その ”ポイント” をしっかり押さえて地域に根付く地域一番店を目指してください。
一人でも多くの施術者が地域で長く愛される店をつくる!
わたしはそのサポーターです。